【ゴールデンカムイ】205話(32号)ネタバレと感想

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ゴールデンカムイ

 

「週刊ヤングジャンプ」2019年32号に掲載されている「ゴールデンカムイ」205話のネタバレです。

 

204話は、鶴見中尉が樺太にやってくるまでの間の自由行動での話でした。

良い宿がある事を楽しみにしている鯉登。

エノノカとの別れの時間が近付いている事を自覚したチカパシ。

グズリを食べるぞと張り切っているアシリパと杉元。

アシリパと杉元を監視している月島と、その横に付いて来ているヴァシリ。

 

今回は、グズリ狩りの最中にシネマトグラフという映像を撮影する機械を知ったアシリパが、後世にアイヌの文化を伝えるために芝居をうちます。

 

ネタバレを含んでいるので気になる方は注意してください!(画バレはありません)

関連記事:【ゴールデンカムイ】204話(31号)ネタバレと感想

 

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ゴールデンカムイ205話のあらすじ(注:ネタバレあり・画バレなし)

月島軍曹の気付き

前回(204話)の冒頭、鯉登が皆に解散を宣言した直後でしょうか。

月島が杉元に話しかけます。

 

キロランケが樺太までアシリパを連れてきて、ソフィアにも会わせた理由は、暗号の鍵をアシリパに思いださせるためである事。

杉元たちと合流する直前の吹雪の中、尾形はアシリパをキロランケから引き離した事。

キロランケの死に際、アシリパは何かをささやき、そしてキロランケは安堵した表情を見せ、「後は頼んだ」と言うのが聞こえた事。

 

これらの事から、アシリパは暗号を解く鍵に気付いたのではないかと言います。

尾形がアシリパに銃口を向けたのも、鍵を聞きだして用済になったからではないかと。

 

それに対し、杉元はそんなはずはないと否定します。

鶴見とアシリパはまだ会った事は無いはずだが、アシリパは鶴見に心を開くとは思えない。

自分からアシリパに話すから、邪魔をするなと月島に告げ、立ち去ります。

 

不気味に笑う鶴見中尉の顔が、一コマだけ入ります。

 

シネマトグラフ上映会

アイヌ文化を撮影していた二人。

リュックを背負っていた和人は、稲葉勝太郎という名前で、シネマトグラフを発明したフランスのリュミエール社から興行権を得た活動写真の興行主です。

そして、もう一人は撮影技師のジュレールという名前で、10年以上前に日本に来てアイヌの文化に興味を持ち撮影をしているそうです。

和人ではなかったようです。

 

本来は客を集めてお金を貰って上映するものですが、今回は特別に見せてくれました。

「うわー動いてる!」

「写真が踊ってる!」

アイヌの男3人が踊る映像を見て、歓声を上げるエノノカとチカパシ。

アシリパ、谷垣、白石も口を開けて驚きの表情で映像を見つめています。

 

稲葉とジュレールが樺太まで来たのは、樺太にもアイヌがいたからだと言います。

リュミエール社でも、北海道アイヌの活動写真の評判が良かったからと。

 

アシリパは、他にもアイヌの踊りや昔話は撮ったのかと聞きますが、この機会は映像のみで録音が出来ないので昔話は撮っていないと言います。

 

声は残せないのかと気落ちするアシリパですが、すぐに切り替えます。

「アイヌの昔話を動きで見せて、活動写真に残そう!」

 

アイヌの昔話は口伝えで残されたものだから蓄音機で良いのではないかと渋る稲葉に、動きがあった方が伝わる、言葉が違う人達にもアイヌの物語が伝わるはずだと説得を試みます。

面白くなるかどうかも分からないものを撮影するほど暇ではないと言われますが、それでもなお絶対にうまくいくからと食い下がるアシリパ。

 

それまで黙ってやり取りを見ていた杉元が、アシリパに助けてもらった恩を忘れたのかと稲葉に詰め寄り、なんとか撮影にこぎつける事ができました。

 

 

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パナンペ・ペナンペ物語 第一話

アシリパはサングラスをかけ、台本を丸めてメガホンにし、すっかり監督になりきっています。

 

パナンペとは川下の者、パナンペとは川上の者という意味で、この二人の物語は沢山あるそうです。

こぶとりじいさんのような話で、パナンペがなにかで大儲けして、それを羨ましがったペナンペが真似をするがペナンペはクズなので失敗するという話が多いのだそう。

 

パナンペ役に杉元、ペナンペ役に白石を起用し、撮影が始まります。

 

パナンペが川の穴にチンポを入れていると、大量の魚が取れました。

「いきなり変だぞこの昔話!!」

と、杉元のツッコミが入ります。

 

魚を家に持ち帰り、奥さん(鯉登。口の刺青もしています)も大喜びです。

その様子を見ていたペナンペが、どうしてそんなに良い暮らしができるのか問い詰め、ペナンペも同じように川の穴にチンポを入れます。

欲を出して一晩中穴に入れていたら、チンポが凍り付き抜けなくなってしまいました。

ペナンペの奥さん(月島。髭はそのまま、胸には大きな詰め物を入れています)がマサカリを持ってきて氷を割ろうとすると、チンポも一緒に切り落としてしまい、ペナンペはつまらない死に方をしました。

おしまい。

 

「なんだこの昔話は!!」

杉元のツッコミが冴えわたります。

 

ヴァシリは大道具役のようで、カメラの後ろで背景のハリボテを作っています。

 

月島は、杉元にこんな事をしていて良いのかと聞きますが、杉元は邪魔するなと返します。

 

パナンペ・ペナンペ物語第二話

パナンペは、海岸でチンポを伸ばしていました。

 

「まずそこがおかしい!!」

と、杉元のツッコミも完璧です。

 

すると、チンポが松前まで伸びました。

先ほどのヴァシリは、松前城のハリボテを作っていたようです。

 

松前藩の女たち(月島と鯉登)は、良い物干しざおだと喜んで高価な着物を沢山かけました。

パナンペがチンポを引くと、着物がどっさり手に入りました。

 

そして良い暮らしをしていると、ペナンペがやってきてまた問い詰めます。

 

話を聞いたペナンペも同じように海岸でチンポを松前まで伸ばすと、着物を取られた松前藩の女たちが、ここに着物をかけたら盗られると刀でチンポを切り落としました。

ペナンペはつまらない死に方をしました。

おしまい。

 

二話目を撮り終えた所で、アシリパは台本を握りしめ打ちひしがれています。

「こんなんじゃ残らない、伝えられない…」

 

そんなアシリパに、杉元は真面目な物語はどうかとアドバイスします。。

確かに、と納得したアシリパは、次はカムイの話をする事にします。

 

斑文鳥の身の上話

主役はチカパシ、大きい兄は谷垣、小さい兄は杉元。

三人の兄弟のお話です。

 

三兄弟がある日遠くに狩りに行くと家があり、中に三人の娘(エノノカ、月島、鯉登)がいました。

持っていた魚を皆で食べ、ユカラ(リズムで語る口承文芸)を歌っていると、怪しい男(白石)が入ってきました。

兄の合図で殴ると正体は人間に化けていた大きな熊でした。

女ばかりの家だったので熊の肉を取る事ができなかったので、娘たちはとても感謝しました。

 

その後も三兄弟は長い旅を続け、再び娘たちの家に行くと、娘たちの父親が娘たちの婿になってくれないかと言い、その家の婿となって暮らす事になりました。

 

大きい兄は、実は自分は人間ではなくケソラプという鳥のカムイだったのだと明かします。

大きい兄は、綺麗な鳥の姿になって天高く飛んでいきました。

 

鳥の着ぐるみを着て、紐でぶら下げられている谷垣を、ぽかんと見つめるチカパシにアシリパが言います。

この場面は、身寄りのない主人公を連れて旅をし、立派な男に育て新しい家庭まで持たせてくれた人との永遠の別れの場面なんだ。

そんな表情じゃだめなんだと。

 

「谷垣ニシパ…」

アシリパの話と自分の境遇を合わせて、思わず涙をこぼすチカパシ…。

 

その時、着ぐるみが破れ、地面に落ちる谷垣。

サッと避けるチカパシ。

 

「最高だッ!いまの撮れたか!?」

アシリパ監督のOKが出た所で、次回(206話)へ続きます。

 

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ゴールデンカムイ205話の感想・考察

暗号解読の鍵

月島は、アシリパが暗号解読の鍵を思いだした事に気付いているようです。

今まで、アシリパが鍵を思いだした事を知っているのは尾形だけだと思っていたので、これには驚きでした。

 

この前半の月島と杉元との会話で

「鶴見中尉が来るまで時間は無い」

と言ったのがどちらかは分かりませんが、二度目は月島が

「時間が無いんだぞ」

と杉元に言っています。

 

月島は、なぜ今このタイミングでアシリパが鍵に気付いているという事を杉元に言ったのでしょうか。

亜港から豊原まで、結構な時間があったはずです。

鶴見中尉と合流するまでに、アシリパから鍵について聞かなければならないのであれば、もっと早く杉元に言っていても良かったと思うのですが…。

 

また、鶴見中尉ならアシリパが心を開いていなくても、聞きだす方法はいくらでもあると思います。

まだ少女であるアシリパにこんな想像したくないですが、鶴見中尉は今まで団子の串を杉元の頬に突き刺したり、二階堂の耳をそぎ落としたりしているのですから・・・。

稲葉勝太郎

稲葉勝太郎とジュレール君ですが、モデルとなったのはシネマトグラフを発明したオーギュストリュミエールの理工学校時代の同級生である稲畑勝太郎と、リュミエール社の映写技師兼撮影技術者であるコンスタン・ジレルのようですね。

石川啄木もそうでしたが、実在した人物とおぼしき人物が登場すると、ワクワクしますね!

 

前回(204話)でシネマトグラフが出てきた時に、アシリパは最終的に映像でアイヌ文化を残そうとするんだろうな、と遠い先の話と思って予想していましたが、まさかその次の回で撮影が始まるとは思いませんでした。

野田先生には、いつも驚かされます。

 

チカパシ

チカパシは、今回演じた役で演技ではない涙を流しました。

チカパシは身内を疱瘡で亡くした孤児で、北海道では谷垣やインカラマッと共に家族の振りをしてずっと共に行動していました。

網走以降はインカラマッは抜けましたが、谷垣とは今もずっと行動を共にしています。

 

涙を流したという事は、チカパシは谷垣との永遠の別れを想像したのでしょうか…。

 

そういえば、チカパシという名前の語源は「陰茎を立てる」という意味だと物語で言われていましたが、本来はチカプ=鳥という意味で、「陰茎を立てる」と言うのは暗喩なのだそうです。

今回出てきた物語は、野田先生のオリジナルではなく、アイヌに伝わる実際の昔話がもとになっているそうですので、チカパシは最初からこういう役目を持って登場したキャラクターなのかもしれませんね。

 

関連記事:【ゴールデンカムイ】204話(31号)ネタバレと感想

 

 

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